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きもきも

ブログにフィギュアネタを載せるのも久々ですね。

どーしていきなりフィギュアスケートを語ろうと思ったかと申しますと、ただ単に他人の記事に反論したかっただけですね。いかにも単純な理由です。

城田憲子氏「今のままでは真央はヨナに勝てない」の波紋←まあ、これの事ですわ...

かなり前に書かれた記事ですが、この記事について僕自身色々と思う節があったので、とりあえず書いてみます。

事の発端は、昨年12月にかの国のフィギュアクイーンが1年8か月ぶりに復帰したことを受けて、日本スケート連盟(JSF)の城田憲子氏のコメントがスポーツ報知のコラム欄に記載された時のお話です。

この新聞記事の中で城田氏は浅田真央はジャンプの精度を上げないとキム・ヨナに勝てないという論評をしました。

これに対して、一部の熱狂的な?(僕自身[一部の熱狂的な]という表現は腑に落ちませんが)浅田選手のファンから批判が起きているという記事ですが、これについて今回取り上げたブログ記事の筆者の意見を端的に説明しますと、

「浅田選手はルッツジャンプのロングエッジ(間違った入り方からの踏み切り)や俗にエッジジャンプといわれるアクセルジャンプ、ループジャンプ、サルコウジャンプにおいて踏み切り時に異常な先行回転をする(要はチート技術を使っているという事)や両足着氷をする癖を持っていて更に素人目にもわかるような回転不足をしていて、技術点では高い加点が望めなく、辛うじて演技構成点で好成績を守られていてライバルのミスで順位を確保していて見ていて不安になるのに比べ、キム選手は女子選手でただ一人3回転ルッツ+3回転トウループのコンビネーションジャンプを安定して成功させることができ、見るものに緊張を与えず、休養明けながら体形も素晴らしく維持できていて、むしろ浅田選手の方が休養明けのような体形をしているように見えると思っているようです。」

現時点では浅田選手はスピンとステップでしかキム選手に対抗できず、ジャンプがこのままでは本格的に復帰したキム選手には敵わなくなるだろうという評価もしています。

また、一部の熱狂的?な浅田選手のファンに対して、城田氏への批判は大人気ない迷惑行為と苦言も呈していますが…

本当に?本当にそうでしょうか?

本当に浅田選手は微妙なジャンプしか跳べず、タレントが道楽でフィギュアスケートをしているような選手なのでしょうか?

本当にキム選手は浅田選手よりも技術的にミスが少なく、女王と呼ぶに相応しい演技が出来ているのでしょうか?

この筆者は特に浅田選手の3回転アクセルジャンプ(所謂トリプルアクセルです)の両足着氷について、執拗に拘っていますが、まず始めにトリプルアクセルは少なくとも新採点方式移行後の公式大会においては、浅田選手と中野友加里選手しか成功させたことがない非常に難しいジャンプです。

しかも浅田選手はその難しいジャンプを高い完成度で一番多く跳び、毎年のように成功させてきました。

特に、2008年の四大陸選手権フリースケーティングではGOE+1.86という、非常に高い評価を受けました。

また、ショートプログラムでトリプルアクセルからのコンビネーションジャンプを成功させた、数少ない女子選手です。

中野選手が引退した今においては、そもそも浅田選手しか跳べない程、難易度が高いジャンプですから当然失敗も出ると思います。

それに対して、3回転ルッツ+3回転トウループ(3Lz+3T)のコンビネーションジャンプはかつて、多くの女子選手が挑戦し成功させてきました。

一時期(2000年代初頭の所謂空中戦時代や世界選手権東京大会のシーズン)は、3回転ルッツ(3Lz)や3回転フリップ(3F)等から3回転+ 3回転コンビネーションを成功させなければ国際大会の表彰台すら危うい事もありました。

3Lz+3Tは伊藤みどり選手が1991年に成功させて以来、印象的な使い手は荒川静香さん、キミー・マイズナー選手、エレーネ・ゲデヴァニシビリ選手、レイチェル・フラット選手等で、最近ではエリザヴェータ・トゥクタミシェワ選手や宮原知子選手等が成功させています。特に先駆者である伊藤選手の3Lz+3Tは美しすぎて言葉に出来ません。

更に、実はこれよりも難易度が高いコンビネーションジャンプが、かつて存在しました。(後で説明します)

以上の理由から僕はこの技について特にすごい技だとか、演技構成上高い評価をする気はありません。

むしろ、20年前に完成していた技をバンクーバーオリンピックであたかもキム選手しか出来ない大技のように持ち上げられて見せつけられるとは思ってもみませんでした!!

しかもキム選手自体、ジャンプの回転不足がしばしば見られます。

一番多く見られるのが3Lz+3Tと2回転アクセル+3回転トウループ(2A+3T)の3Tの部分です。
これ自体は助走の力を存分に活かせる1つ目のジャンプは普通に回ることが出来ますが、その直後に跳ばなければならない2つ目のジャンプがギリギリの回転数で降りてしまったり回転不足になる事は何も不思議な事ではありません。

キム選手の場合、3+3をとある事情で(後で説明します)3F+3Tから3Lz+3Tに変更した直後から回転不足が目立つようになりました。

もっとも、以前からプログラムの後半に跳んでいた2A+3Tや単独の3Lzは恒常的にギリギリの回転数でしたが…

しかし、2008/2009シーズン以降、つまりバンクーバーオリンピックのプレシーズン以降はコンビネーションジャンプの回転不足判定が非常に厳しくなりました。(キム選手以外は)

特に3Lz+3Tよりも段違いに難しいコンビネーションジャンプである3回転ルッツ+3回転ループ(3Lz+3Lo)や3回転フリップ+3回転ループ(3F+3Lo)等の俗にセカンドループ系と呼ばれるタイプのコンビネーションジャンプは回転不足をより厳しく取り締まられるようになりました。

元々ループジャンプが苦手なキム選手が跳べる限界を超えた3+3です。

キム選手の3+3はセカンドトゥ系といい、両足踏み切りですが、セカンドループは降りた足でそのまま跳び上がる片足踏み切りです。

そしてセカンドループの使い手は主に世界で2人だけ、安藤美姫選手と浅田選手です。

その中でも割りを食ったのは安藤選手です。

安藤選手は女子最高難易度の3+3とも呼ばれる、3Lz+3Loを駆使しコンスタントに成功させられる唯一の女子選手でした。

かつて彼女にとって大事な大舞台には必ずこの技が関わっていました。

そして、安藤選手といえば4回転サルコウばかり取り上げられますが、この技こそが彼女の代名詞です。

2回目のループがルッツと同じ高さまで上がっている、これだけの難しい技を回転不足なく綺麗に決める…

国内ではあまり注目はされませんでしたが、世界的には非常に評価が高かったです。

それが急に手のひらを返したかのように、いつも通りの水準で降りても回転不足を取られるようになり、結局安藤選手はそのシーズンは1度しか認定されず、その1度の認定もキム選手の当時のコーチであったブライアン・オーサー氏によって厳しい批判にさらされ、国内大会ですら全く認定されなくなりました。

その後、安藤選手は泣く泣く難易度の低い3Lz+2Loに変更し、2A+3Tも基礎点が80%にされてしまう、ジャンプシークエンスにすることを余儀なくされました。

浅田選手も3F+3Loという、セカンドループの高難度コンビネーションジャンプを持っていましたが、安藤選手とともに、1人の選手のエセ高難度コンビネーションジャンプ(3Lz+3T)と昔は誰でも跳べたジャンプ(3T+3T)だけ優遇されるという、不当な回転不足取り締まり強化に巻き込まれ、結局1度しか認定されず、トリプルアクセルのコンビネーションジャンプに切り替えました。

上記の通り、実は浅田選手はキム選手よりも難易度が高いコンビネーションジャンプを跳ぶことが出来ていたのです。

いいえ、本当は安藤選手も浅田選手も世界一難しいと言われている3+3を今でも跳ぶことが出来るのです。

以上の理由から、浅田選手は別に他の技術を蔑ろにしてまで、トリプルアクセルに挑戦しているわけではありません。

より、見る者を感動させるパフォーマンスを求めて練習し、ひいては無理矢理奪われた武器の代わりを求めてトリプルアクセルを強化する方針にしたわけです。

フィギュアスケート界においては小国の、たった1人の中堅選手をオリンピックで優勝させ、かの国に初めての冬季オリンピックをもたらすために、他のフィギュアスケーターが大迷惑を被るシーズンとなったのが、2008-2010シーズンです。

仮にこの時にルール改悪が行われていなければ、もしかするとバンクーバーオリンピックはベテラン選手が技術そこそこ演技濃厚で競い合ったトリノオリンピックとは違い、4回転サルコウ、トリプルアクセル、3Lz+3Loの安藤選手vsショートフリー両方のトリプルアクセル計3回、2種類の3+3の浅田選手vsトリプルアクセル、2種類の3+3のマイズナー選手の3つ巴頂上決戦になっていたかもしれません。(結構大真面目に)

最悪の場合、充分な練習が出来ていて最高の調子の彼女たちに対しキム選手はどう頑張っても3F+3Tと2A+3Tという非力な武器しか無く、逆にループジャンプという目の上のたんこぶを持っていたのですから、このルール改悪は自分だけがオリンピックに向けて有利に事を運べるようになったという点で、人生において大きな転機となったでしょうね。

あと、今回取り上げた記事ではあまり詳しく書かれていませんが、キム選手のステップは確かによく動けています、上半身の特に腕だけは。

実際のところ、その辺の熟練していないジュニア選手を連れてきてステップを踏ませても、足回りのエッジワークはキム選手といい勝負をするでしょうね。

キム選手のステップは上半身の動きだけが先行していて、足回りは全然動いていません。

上半身の動きも2007年世界選手権のショートプログラムがピークでしょう。

どうしてあれでレベル3が取れるのか?百歩譲ってレベル3の要件をクリアしたとしても、どうして要件ギリギリのあの疲労MAXなステップにGOE+0.90台の高い加点がつくのか?今でもよくわかりません。

はっきり言ってスケーティングスキルが無さ過ぎます、非常にもったいないです。

スピンに関しては柔軟性に欠けるものの、ディフィカルトポジションを取り入れようとする努力は見られます。

しかし、軸(ポジショニング)のブレが顕著に出てしまいます。

特にレイバックスピンなんかはテレビ放送ではキム選手に着いて行くようにカメラが何度も右へ左へと移動します。

しかしこれも減点されません。

しかも今シーズンのルール改訂でこのようなトラベリングスピンが見逃されてしまいそうな予感がしています。

かなり引っ張りましたが、キム選手が3+3の種類を変更した理由と3+3の真の姿ついてお話しようと思います。

キム選手はその昔、3F+3Tというコンビネーションジャンプを跳んでいて、そのスピード感あるジャンプの流れから、国内では神童と呼ばれ、海外では浅田選手のライバル出現と驚かれました。

しかし、フリップジャンプとルッツジャンプはどちらか得意なエッジに乗ってしまう癖が誰しも起こり得るジャンプです。つまり、場合によっては間違った踏み切りをしてしまうという事です。

今回取り上げた記事の筆者はフリップジャンプが得意な浅田選手のルッツジャンプの間違った踏み切りについても述べていますが、実はキム選手はルッツジャンプが得意なのでフリップジャンプの踏み切りがたいてい間違っているか、非常に怪しい踏み切り方をしています。

僕はキム選手の3F+3Tを2007年の世界選手権で見たときに「キム選手のフリップジャンプはアウトサイド気味の踏み切り方だな、癖なのかな?」つまり怪しい踏み切りをしていることに気づきました。

結局、このシーズンは今のように明確にエラー判定をされていませんでしたから、そんなに深くは考えていませんでした。

しかし、翌シーズンではルール上エラー判定がされるようになりました。実際に浅田選手もルッツジャンプでエラー判定をされています。

しかし、キム選手の3F+3Tは議題にすら上がらず、むしろGOE+2.00の高い評価を受ける場面も見られました。

エラー判定がされたのは更に翌シーズンの2008年GPシリーズ中国杯での事、この時に初めて3F(e)+3Tの間違ったエッジで踏み切っている判定が下されました。

しかし、キム選手のコーチ陣はすぐさま反論!同じ大会に出場していた安藤選手の3Lz+3Loは回転不足だ、3Fのエッジもどっちつかずで減点すべき等と醜い場外戦を繰り広げたのです。

これ以降、安藤選手の3Lz+3Loはどう跳んでも認定されなくなり、せっかく矯正した(すごい事)3Fも言いがかりをつけられるようになった代わりにキム選手の3F+3Tは小さな減点(実質加点されているも同然)で済むようになりました。

このまま3F+3Tでは大した加点も望めないので、オリンピックシーズンにトゥルーエッジで踏み切ることが出来る3Lz+3Tに変更したのです。

けれども3Lz+3Tでは助走の力を最初から活かせず、特に3Tの回転数がギリギリもしくは回転不足になるようになったのです。

しかし、キム選手だけは昔のぬるい基準を適用!シーズンすべての試合で認定され続ける事となりました。

3Fに関してはシーズン直前に「矯正した」発言で一度もエラーはつかず。言ったもん勝ちですね!

あれをもし他の選手がやっていたら...言うまでもないですね(笑)

そして、キム選手の3+3の正体...それは...

3F+3Tに関してはスピード感がすごいと言われていますが、そりゃあ、あれだけ跳ぶ前に助走をつければ誰だってあれぐらいのスピードは出せます。むしろ漕いでいる割には遅い方です、スケーティングスキルが大事ですね。

あまり漕ぎすぎると演技構成点に悪い影響が出ますからね、普通は。

踏み切り時に関しては、間違ったエッジでの踏み切りで、末期の方では後続の3Tが回転ギリギリor回転不足になることもしばしばありました。

3Lz+3Tはそもそも自慢の持ち技という割に3Lzの失敗が多くあてにならない、たくさん漕ぐのは前者と同じで、更にスピードが活かせないため、更に漕ぎ漕ぎ感パワーアーップ!(でも演技構成点には影響しない模様)

踏み切り時には確かにトゥルーエッジですが、インから一瞬アウトに傾けるだけで、安藤選手や荒川さんに比べてアウトサイドが甘い!

当然ながら後続の3Tに力を伝えることも出来ず、回転はいつも際どく、他の選手の同じジャンプであれば回転不足で二重減点されてしまうような完成度でも、GOE+2.20という異次元の加点が得られることも。

あと、演技構成点についてですが、これによって優位に立てているのは浅田選手ではなく、キム選手の方です。

キム選手は如何なる演技においても基本的に5項目すべてにおいて8点台後半しかつかず(8点台後半は神演技でも中々つかない点数)大舞台になるとご祝儀なのかいつもと同じことをしているだけなのにも関わらず、9点台まで出ます。
ちなみに演技構成点の係数は男子に比べて女子は80%に抑えられているので、キム選手の演技構成点を男子と同じ係数で掛けて点数を計算してやると、男子として世界選手権のエキシビションに出ることが出来たり(5位以内でバリバリ入賞)、下手すればオリンピックの男子シングルの表彰台に上がれてしまうような点数になります。

簡単にいえば高橋大輔選手よりも高得点になるんですよー!考えられますかー?

女子は男子よりもジャンプの難易度が低く、ジャンプの回数自体も1回少ないです。そして演技時間も短いです。
それなのにプログラムの構成で男子に負けない評価が出るとは...ファンタジーですね。

冷静に考えてあの構成で総合得点200点超えはどれほど良い演技をしたとしても普通は出ません。

この間の世界選手権(珍しく回転不足が少なかった)程度の演技でやっと180点台後半がせいぜいです。

アベレージは恐らく村上佳菜子選手にも及ばないと思います。というよりも及ぶわけがありません。

なぜならキム選手はフリースケーティングをノーミスで滑ること自体が珍しい選手なのですから。

改善し強化すべきなのは本来であればむしろ、キム選手の方です。

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プロフィール

Tegno Ackt

Author:Tegno Ackt
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血液型:例の大雑把なやつ
職業:写真を撮る人
趣味:音楽、乗り物
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活動期間:2009年-

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Twitter:@Tegno_2358
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